2022/09/15
インターネットの普及に伴い、健康の情報も昔より大幅に知ることができるようになりました。脂肪率の高いがんについても情報が多く得られるようにもなってきて、がん検診に関心を持つ人も増えています。がん検診にも種類があり、その中の大腸がん検診にも、関心を持つ人は増えています。早期発見が、どれほど大切かという事が、知識としても浸透してきています。
大腸は直腸と肛門、結腸の3つに分類されていて、長さは全長2mにもなります。食べた食物は小腸から大腸に入って、盲腸をとおります。横に進む横行結腸、上に向かう上行結腸、そして下に向かう下行結腸があります。S状結腸をつかしていき、次に直腸を下って、最後に肛門から排出される流れです。
日本人における大腸がんの発生率で見たとき、最も多いのは35%の直腸です。次にくるのが34%のS状結腸です。次いで上行結腸、その次が横行結腸、それから盲腸、そして下行結腸の5%です。日本における大腸がんがこれからも増加すると予想される所以には、欧米化する食生活も大きく関わっています。
死亡数も多い大腸がんではありますが、実は早い段階で発見していれば、ほとんどが治療のできる病気でもあります。近年の男女を合わせた、がんの統計で見ても、胃がんの次に患者数が多いのが、大腸がんです。大腸がんで亡くなる人の数も、少なくはありません。しかし、大腸がんもがん検診により、早期発見が可能ですから、定期的な検診が必要と言えます。