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人間ドックで使用する検査について

time 2022/09/12

人間ドックで使用する検査について

人間ドックでは、通常の会社などで行われる健康診断では使わないような高度な医療機器で検査が行えるところが魅力です。選ぶ人間ドックの検査コースや受診する医療機関の設備内容によっても多少違いますが、磁気を用いるMRIやX線で体内を画像化するCT、超音波を使用する超音波エコー、超小型カメラが内蔵された内視鏡検査などが代表的なものです。がん検診では、全身のがん細胞を一度にチェックできるPET検診と呼ばれている画像診断が有名です。女性患者向けの婦人病の早期発見を目的としたレディースドックでは、初期の乳がん細胞を発見できるマンモグラフィ検査などがあります。

検査方法によっては、受診できないものもありますので、事前に自分が受診するコースに使用される検査内容について把握しておいたほうがよいです。まず、磁気を用いるMRIやMRAなどは体内に心臓ペースメーカーなどの金属を埋め込んでいる人は受診できないことがあります。また、マンモグラフィ検査のような乳房を機械で挟み込むタイプの検査の場合、シリコンなどの人工物を挿入する形式の豊胸手術を受けている人の場合は、受診できないことがあります。また、最近若い世代で人気があるタトゥーなどは、その染料のなかに磁気に影響を与える材料が使われていることもありますので、医師と相談したほうがよい場合があります。

また、検査方法のなかには、1時間以上拘束されるものもありますで、多忙な人はなるべく時間に余裕をもって、人間ドックを受診したほうが賢明です。

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