がんだけではない人間ドック

がんを発見するのは人間ドックの目的だと感じている方が多いようです。たしかに健康診断で受ける検査だけで、小さながんを見つけるというのは難しいです。最近の健康診断の質も上がっていますが、それでも人間ドックと比べると劣ります。レントゲンで映らないかったものが、人間ドックのCTでは映り無事発見して早期に治療を行い、助かったという人もいます。

がんを発見する目的のための検査だという認識が多いですが、実はそうではありません。最近は脳ドックというのも、健康維持を目的にした人に対して注目を集めています。脳ドックというのは。MRIという磁気を使用した画像診断になり、CTでは不可能な縦の断面で撮影できますので、神経や血管の診察に非常に役立つと言われています。

MRIは特に脳の疾患を見つけるのに長けています。脳疾患が多くなると言われている50代から健診すると良いとされており、当然ですが、健康診断には含まれていない検査項目になっています。非常に発見するのに有効的な検査ですが、ひとつネックになるのが費用が高いことです。人間ドック全般に言えることですが、費用が高いことを理由にして精度が高い人間ドックを受けにくいという人も多いです。

自治体によって補助金が出るところもありますが、現状はまだまだといったところです。費用と相談して健診することになりますが、これからも健康でありたいと願う人には欠かせない健診になりますので、受けることをおすすめします。