2022/09/15
がん検診を行うことによって胃がんや肺がんといった、多くの人がなりやすいがんを早期に発見することができ、がんによる死亡を未然に防ぐことができます。しかし、中には検診というと費用がかかるのではないかとか、仕事などで時間がなくてなかなか検査を受けることが難しいと思って検診に行かない人も多いようです。特にがん検診は、強制ではありませんから、行くか行かないかはすべて自己判断になります。現状としては、まだまだがん検診に行く人の割合はそれほど高くはありませんから、今後はこの割合を増やしていくということが、がんによる死亡率を下げることにつながります。
そこで、もし検診の費用が気になって検診に行くことに抵抗があるという人は、一度自分が住んでいる自治体にがん検診のクーポンなどの割引制度を利用しているかどうかを確認してみるとよいでしょう。検診が無料でできるクーポンはすべての人に与えられるのではなく、例えば30歳、32歳、35歳といったように年齢が定められていますから、自分が該当する年齢であれば、その年の検診を無料で受けることができるということになります。また、会社に就職して働いている人であれば、会社の健康診断にプラスしてがん検診も行っていないかどうかを仕事先に確認するとよいかもしれません。会社によっては、割安な費用で検診を受けることができる場合もありますから、検診を考えているのであれば利用しておきたい制度です。