2022/09/15
薄毛の原因の1つとして、男性ホルモンが関与しているAGAというものがあります。薄毛の原因がAGAであるときには、育毛剤などでは改善が見込めない可能性があるために、早期にAGA治療を行っている専門のクリニックを受診することがおすすめです。AGA治療を実施しているクリニックに行くことで、厚生労働省の認可を受けている治療薬であるプロペシアを処方してもらえます。プロペシアの主成分のフィナステリドは、男性ホルモンと還元酵素が結合することによって発生する、DHT(ジヒドロテストステロン)の生成を阻害する作用がありますので、薄毛の進行を止める効果があると言えます。
プロペシアの処方を受けるためには、皮膚科や内科、美容皮膚科が設置されているクリニックに通う必要があります。全ての内科や皮膚科がある病院に通えばプロペシアを処方してもらえるわけではなく、事前にクリニックの看板やホームページを確認しておくことが重要です。プロペシアの処方を行っている内科や美容皮膚科系のクリニックであれば、初回の受診で30日分の錠剤の処方を受けることができます。専門治療を行っている病院で診察を受けた結果として、プロペシアだけでは改善できないと判断されたときには、血管を拡張させる作用のあるミノキシジルを併用する治療が行われる場合もあります。
施設ごとに有効成分を直接頭皮に注射によって投入する、育毛メソセラピーの施術を行っているところもありますので、病院ごとに独自の治療法が開発されていることも多いです。